誰も知らない何かがある部屋
これは、不動産会社にいた時の話。 入居して1ヶ月もしないうちに、入居者からこんな電話があった。 「この部屋、以前に何かありましたか?」 「いえ、特に何もありませんが・・・
「2025年4月」の記事一覧
これは、不動産会社にいた時の話。 入居して1ヶ月もしないうちに、入居者からこんな電話があった。 「この部屋、以前に何かありましたか?」 「いえ、特に何もありませんが・・・
お盆前のこと。 終電で帰ったある日、ホームから改札に向かう階段の踊り場で、おばあさんが荷物を二つ持って立っていた。 ホームの一番端からのんびり歩きながらその様子を見ていたのだけれ・・・
これは、久しぶりに『幽霊列車』に乗ったときの話。 乗ってから20分ほど経った頃、右耳のない知り合いのおっさんと世間話をしていると、駅で“黒い日傘を差した貴婦人”が乗って・・・
五島で生まれ育った親父の、子どもの頃の話。※五島=長崎県の離島(五島列島) 友人たちと山の中で遊んでいたとき、一人の子どもが『石積み』を蹴り倒してしまった。 それは、本当に無造作・・・
当時、母・兄・私の三人で暮らしていた。 その日は仕事の疲れもたまっていたので、休みを利用してお昼頃まで寝ていた。 「そろそろ起きるか~」と思い、体を起こそうとした瞬間、金縛りに。・・・
今からおよそ3年前のこと。 当時、俺は大学卒業を控えていて、就活や研究に追われる日々を送っていた。 けれど、長い夏休みに入ったこともあり、気晴らしに東北各地をまわってみることにし・・・
これは、両腕を骨折して入院していたときの話。 窓際のベッドで、新鮮な空気こそ入ってくるものの、とにかくすることがない。 日がな一日、ベッドに縛りつけられているおかげで、向かいの人とすっかり仲良くなってしまった・・・
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