怖話ノ館(こわばなのやかた)
2014-12-22 20:00 [謎怖 3巻]
私はひとり暮らしなのですが、
コタツ机とベッドがすぐ近くにあります。
なので、コタツ机の上に置いてある
テレビのリモコンなども、
ベットから手を伸ばして届くのです。
ある夜、一旦電気を消し
ベッドに潜り込んだものの、
なかなか寝付けず。
テレビでも見ようかなと思い
ベッドから手を伸ばし、
コタツの上を探りました。
すると、何か生温かいものが
手に触れたのです。
えっ?と思っていると、
それが私の手を握り返してきました。
そうです。
それの感覚は、
まさしく「人間の手」でした。
私は、すぐさま飛び起き、
部屋の電気を点けました。
そしてコタツの上を見てみたのですが、
そこには人間の手はもちろん、
それらしきものなんてありませんでした。
あの感触はいったい・・・。
(終)
タグ:一人暮らし, 人間の手, 感触, 握り返す
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