謎怖 30巻（全20話）（2 / 3ページ）

  ２年前の話。   旦那の祖母が病気だった為に、祖父がずっと面倒を見ていた。   私たち夫婦と同居だったけれど、祖父は病気ひとつ知らない健康な人だった。   ある時、義母と叔母（・・・

「自分の死が近いことを知っていた祖父」の続きを読む

  俺が高校生の時、中学の頃のクラスメートがバイク事故で死んだ。   暴走してカーブを曲がり切れなかったと聞いたが、その行為がにわかに信じられないくらい、大人しくていい奴だった。   当時の・・・

「あなたが死ねばよかったんじゃないの？」の続きを読む

  ２年ほど前の話になる。   近所のブロック塀に、変わったモザイク模様の落書きが散見されることがあった。   おそらく、紙を切り抜いて上からスプレーを吹いて壁に転写したのだろう。 &nbs・・・

「壁に落書きされたＱＲコードにアクセスすると」の続きを読む

  これは、母から聞いた話。   およそ４０年前、まだ母が小学生だった頃、１時間ほど歩いて学校に通っていたそうだ。   その途上に、山を一つ通る。   何の謂（いわ）れもない普通の・・・

「その道を歩いていると幸せな気分に包まれた」の続きを読む

  私は病院で看護師をしているが、これは一昨日の夜勤中に起きた出来事。   ナースコールが鳴って訪室すると、ナースコールを鳴らした四人部屋の廊下側ベッドの患者Ａさんが「怖い、殺される、助けて、ここはイ・・・

「「怖い、殺される、助けて」と訴える患者たち」の続きを読む

  異空間のような場所に行ってしまった時の話。   その日、就活で疲れ果てていた俺は、地下鉄の車内で眠り込んでしまった。   場所は横浜。   降りるのは路線途中の仲●台駅だったが・・・

「地下鉄で眠り込んでしまい異空間へ」の続きを読む

  そこへは知り合いの仕事の手伝いに行ったのだが、そこの店主から聞いた話。   いわゆる”被災地”と呼ばれている場所で、店主の姪がとある海沿いの会社で事務の仕事をしている。 &・・・

「同じ現場で同じ様な通報が最近多い」の続きを読む