怖 108巻（全20話）（2 / 3ページ）

  これは、姉がある少年漫画にハマったことによって起きた話。   それは明治時代を舞台とした剣客漫画だった。   「男は優しいのが一番」   そう言って憚（はばか）らなかった姉は、・・・

「ある漫画の主人公に夢中になった姉」の続きを読む

  これは、何歳の頃かも忘れてしまった幼い日の出来事。   あなたは『山や田んぼには神様が住んでいる』という話を聞いたことがありますか？   私の生まれた町では、お百姓さん達からそんな話を聞・・・

「田んぼに石を投げ入れた直後に失神」の続きを読む

  これは、とある旅館に泊まった時の話。   案内された部屋には、ガラスケースに入った１体の『日本人形』が置かれていた。   おかっぱ頭で、赤い着物を着た子供の人形。   その夜、・・・

「旅館に泊まるのがトラウマになったワケ」の続きを読む

  これは、葬式の最中にあった奇妙な体験談。   病死した年下の従弟の葬式に出席した時に、手首に巻いていた腕時計がふと気付くといつのまにか外れて床に落ちていた。   拾って再び巻いたのだが、・・・

「葬式の最中にあった奇妙な体験談」の続きを読む

  これは、私が通っていた高校での話。   その高校では夕方５時のサイレンが鳴ると共に、用務員の人が急いで校門を閉める習慣がありました。   まだ下校のチャイムすら鳴っていないのにもかかわら・・・

「夕方５時になると急いで校門を閉める高校」の続きを読む

  これは、夏に夕立にあうと思い出す体験談。   父の故郷は山の中のすごい田舎で、小学校中学年の頃までは毎年夏休みに家族みんなで遊びに行っていた。   その後はほとんど行かなくなったけれど、・・・

「雨の向こうに見えた蓑と笠を被った人」の続きを読む

  これは、東京に住んでいた時の話。   自宅の最寄り駅の一つ前の駅が、終電の際の終着駅でした。   ある日、平日ダイヤと休日ダイヤをうっかり見間違え、自宅の最寄り駅へ行く電車がなくなってし・・・

「怖い夜道で少し先を歩く女の人」の続きを読む