怖 42巻（全20話）（2 / 3ページ）

  人混みに紛れて、   妙なものが見えることに 気付いたのは、   去年の暮からだ。   顔を両手で覆っている人間である。   ちょうど赤ん坊をあやす 時のような格好だ・・・

「妙なものが見えることに気付いた時」の続きを読む

  今は昔。   頃は春。   まだ幼稚園に上がる前、   初めて田舎へ 一人旅をした時の事。   私の田舎は千葉県蓮沼村、 九十九里浜の真ん中辺りだ。   今・・・

「野山で遭遇した黒い牛」の続きを読む

  叔父の話。   母の弟である叔父は ケイビングが趣味で、   社会人になってからも   大学時代の仲間とよく 山に行ってたらしい。   ※ケイビング 洞窟探検のこと。・・・

「洞窟探検中に起きた事故と幻聴」の続きを読む

  先月、 私の父が自殺で亡くなった。   理由は、   家族や親しい友人ですら 知らなかった多額の借金。   ただ、   うちの家は借金するほど お金がないわけではない・・・

「自殺した父の周辺に異変が続く」の続きを読む

  一郎はビデオを借りようと、 レンタルビデオ屋に居た。   特に目新しい物は無く、   何も借りずに 店を出ようとした。   が、あるビデオが 一郎の目に止まった。  ・・・

「レンタルビデオ屋で借りた妙なビデオ」の続きを読む

  「信じて下さい、刑事さん。   殺すつもりなんて決して なかったんです」   木瀬伸也が逮捕されて 10時間後、   ようやく落ち着きを 取り戻した彼が、   発した・・・

「アパートの一室で始めたサイドビジネス」の続きを読む

  真一は、朝から腹の具合が よくなかった。   近所の公園に犬を散歩 させるために行った時、   猛烈な腹痛に襲われた。   「ヤバイ！出そう！ 出ちゃう！」   真一・・・

「公衆トイレの個室から見てしまったもの」の続きを読む