謎怖 33巻（全20話）（3 / 3ページ）

  数年前、会社の飲み会でしこたま飲んだ帰り道での事。   最寄り駅から自宅までの経路で、大通りから一本外れた裏通りを歩いていた。   足元が怪しくなってやや呂律が回りづらくなっていたが、記・・・

「道路標識のポールに全力で水平チョップをしたら」の続きを読む

  これは、たまにお金が降ってきただけの話だ。   小さい頃は姉と二人部屋だったが、部屋によく小銭が落ちていた。   １円玉に５円玉、そして１０円玉。   そのせいで、「なんであん・・・

「たまにお金が降ってきただけの話」の続きを読む

  あなたは『ひとりおしゃべり』というのをご存知でしょうか？   降霊術のひとつだそうで、椅子を２つ用意して片方に座り、もうひとつの空いた椅子に向かっておしゃべりを続けると霊が出るというものです。 &・・・

「ひとりおしゃべりを数日続けたある晩」の続きを読む

  どうやら、俺によく似ている人が近所にいるらしい。   同僚や友人、妻や娘まで、その俺に似ている人に会った事があるという。   妻曰く、「２０年一緒に暮らしてる私でも見間違えた」という程だ・・・

「俺によく似ている人が近所にいるらしい」の続きを読む

  遅めの連休をもらって帰省した時に思い出した事がある。   １０年程前、大学受験を控えて自室で勉強していた。   俺の部屋は、入って正面にロフトベッドがあり、上がベッドで下が机の学習スペー・・・

「待たせ過ぎて幽霊を呆れさせてしまった」の続きを読む

  一人暮らしをしようと思って物件巡りをしていた時、とある物件の管理人さんと何処かで会ったような気がしていた。   色んな物件を回ったが、デジャヴを感じた管理人さんのアパートが一番条件が良く、そこに決・・・

「覚えてないのなら良いんですよ」の続きを読む