失踪と張り紙に書かれた一言
大学を卒業して地元に帰ると消防団に入れられた。 俺は妙なところでヒキが強いみたいで、行方不明者の捜索などに出ると、死体の第一発見者になったことがすでに二度ある。(一人は水死体、一人は首吊り) ・・・
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怖 144巻(全20話)
大学を卒業して地元に帰ると消防団に入れられた。 俺は妙なところでヒキが強いみたいで、行方不明者の捜索などに出ると、死体の第一発見者になったことがすでに二度ある。(一人は水死体、一人は首吊り) ・・・
これは、母から聞いた話。 母は昔から、ごく稀に何かを見たり感じたりするようで…。 その日も買い物を終えていつもの道を歩いていると、家の近所の団地が何やら騒がしく人だかりができてお・・・
これは、私の祖父の母国にいた親族の話。 雨の日に傘をさして歩いていると、どこからか鐘の音が聞こえ、葬列に出会った。 教会に向かう人が皆『白い薔薇の花』を持っているのを見て、教会で・・・
これは、歯医者に行った時の体験話。 その日は徹夜明けで、ボケーっとしたまま歯医者に行った。 親知らずの抜歯のために最初に麻酔をしたのだが、麻酔が効くまでの少しの時間にウトウトして・・・
これは今から10年前の、俺がまだ学生だった頃の体験話。 毎日に退屈していた俺は、“何か非日常的なものを見たい”という思いから、2人の友達と3人で『青木ヶ原の樹海』へと向・・・
これは、僕が中学3年生の時の話。 クラスの委員長だった彼女は、みんなによく頼まれ事をされては嫌な顔ひとつせず素直に引き受けたり、とにかく人の嫌がるようなことを自ら引き受けるような、とても良い子・・・
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