怖 147巻(全20話)
怖い話 (一覧)へ
01、幽霊との恋は命がけ
02、死の直前に見えるものは必ずしも・・・
03、悪ふざけが招いた本物の恐怖
04、その幻は笑っていた
05、あの子はまだ傍にいた
06、石積みの封印が解かれるとき
07、幽霊列車の果実は食べてはいけない
08、住んだだけで死んでいく家
09、今日は生きて帰れなかった
10、今日は庭を通っちゃダメだよ
11、死人を恐怖で語らないでくれ
12、叩けば転ぶオコロビサンの呪い
13、自然はただの遊び場ではない
14、知らぬ間に踏み入れた異界の縁
15、あの世からの誘いは夢を通じて
16、命令で成仏した戦場の幽霊部隊
17、その人はまだ走り続けている
18、引っ越しとともに置き去りにされた魂
19、霊ではなく生きていたという恐怖
20、それは鳴きながら確実に近づいてきた
怖い話 (一覧)へ
霊ではなく生きていたという恐怖
15年ほど前の話になります。 小学5年のとき、父が転職した関係で引っ越しをしました。 しばらくしてから、そのマンションで『若い女性の霊』を見るようになったのです。 ・・・
引っ越しとともに置き去りにされた魂
私がこの話を聞いたのは、5年ほど前のこと。 今は更地になっているが、かつて実家の隣にあった家に、“幽霊が出ていた”という。 20年ほど前、その家を工事現場・・・
その人はまだ走り続けている
これは、かれこれ30年以上も続いている話。 私の父は5人兄弟の次男です。 そんな父が10歳のときのこと。 駄菓子屋からの帰り道、夕方6時の門限が近づいていたため、急・・・
命令で成仏した戦場の幽霊部隊
ガキの頃に、鍼灸師のジジイから聞いた話。 ちょっと変わった幽霊談です。 ニューギニアのあたりの、ある戦場でのこと。 大規模な戦闘をした部隊があって、その後、その部隊の前線基地に、“夜な夜な死ん・・・
あの世からの誘いは夢を通じて
零細企業に勤めていたが、家業を継ぐため、やむなく退職した。 その後、その会社は倒産した。 それから10年。 あの会社の社長の夢を、何度も立て続けに見るようになった。・・・
知らぬ間に踏み入れた異界の縁
昔、今とは別の仕事をしていた頃のこと。 その日は、いつもいる支店とは違うエリアでの営業で、渡された地図を片手に、歩きながら飛び込み営業をする仕事だった。 目的のエリアに着き、「さ・・・