少女集団強制自殺シーンと題された映像 2/3

すると、

男性教師らによって、

 

その少女が舞台から

降ろされる。

 

男性教師は、

 

「大丈夫、

ちゃんと説得するだけだ。

 

殺しはしないよ。

 

他の子は言う事を

聞いてくれるね?」

 

と言い、

 

その少女を連れて、

 

優しい声を掛けながら

別室に連れて行った。

 

舞台の上には、

 

16人の戸惑う少女が

残された。

 

リーダーというより、

 

年長の少女が

連れて行かれると、

 

流石に不安になるようだ。

 

姿が見えなくなると

女教師が、

 

「さあ、では始めましょうか!」

 

まだ納得出来ない子も

いる様子だが、

 

もはや頷くしかない。

 

少女らに鉄製の頑丈そうな

手錠が配られる。

 

そして椅子の上に乗るよう、

指示が出される。

 

少女たちは

 

今まで座っていた

椅子の上に、

 

手錠を持ったまま

足を乗せ立ち上がると、

 

顔の位置にワッカが

出来ていた。

 

さすがに目の前に

ワッカがあると、

 

皆不安そうである。

 

なにせ、

 

助けてくれるという

保証はないのだから・・・。

 

「次に、

 

自分の手でそのワッカを

首に掛けなさい。

 

ロープが首の後ろに

来るようにね」

 

さすがに躊躇う子がいるが、

 

周りの子が一人、

また一人と、

 

ワッカに自ら

首を通すのを見て、

 

やがて全員がワッカに

首を通す。

 

そこで、

 

「いい?

 

まだ椅子から落ちたら

ダメですよ。

 

いいね?!

 

人間はね、首を吊っても

直ぐに死なないんです。

 

分かるね?

 

分からなくてもいいけど、

 

直ぐにはなんにせよ

死なないんだから。

 

あなた達がちゃんと

一斉に演技してくれれば、

 

直ぐにあなた達を

降ろすからね。

 

見てごらん!」

 

少女たちが女教師の

指差す方を見上げると、

 

上でナイフを持って

 

ロープを切る準備をしている

人がいた。

 

「絶対見殺しにはしないから

安心しなさい。

 

ここにあるカメラで

首を吊るシーンを撮れば、

 

それであなた達は

ちゃんと帰してあげます。

 

それから、

 

今日あったことは

誰にも言わないと

 

約束してくれれば、

 

上の人がロープを

切ってくれます。

 

いいね?!」

 

と女教師が全員の

顔を見る。

 

もはや頷くしかない

少女たち・・・。

 

「では、さっき渡した手錠を

左の手首に掛けて下さい」

 

女教師が言うと、

 

戸惑いながらも全員が

 

自分の左手首にしっかりと

手錠をする。

 

ガチャリという金属音。

 

「次に、後ろに手を回して、

右手にも手錠をしなさい」

 

自由な手を失うことに

躊躇いがあったが、

 

家に帰れるという言葉を

信じたいのだろうか、

 

全員がなんとか後ろ手に

手錠を掛けた状態になる。

 

カメラが少女たちの後ろに回り、

 

その小さい手首に掛かった

手錠を映す。

 

少女の腕は物凄く細いが、

 

それに合わせたのか

手錠も小さめなものである。

 

それでも、細い腕には

異様な光景になる。

 

「さて、次は大事だよ!

 

少し苦しいけど

直ぐに助けるからね。

 

次の合図でその椅子から

降りて下さいね!」

 

無論、降りれば

首を吊る状態になる・・・。

 

演出なのか、

 

カメラの前に映画の撮影に使う

カチンコとかいうアレを持ち出す。

 

そこには、

 

『少女集団強制自殺シーン』

 

と書かれていた。

 

そして、女教師の

合図が出される。

 

助けてくれるだろうという思いで、

全員椅子から降りる。

 

最初に落ちた子から、

くぐもった声が漏れる。

 

やはり苦しいのか、

呻き声が辺りに響く。

 

ただ、

 

やはり全員が降りることは

出来なかった。

 

すると、

 

首吊り状態になった子のロープが

天井から緩められ、

 

すぐに足が着いて

助けられる。

 

女保険医がその子の下に

走り寄り、

 

心配そうに診る。

 

暫くしてから、

ロープなどが元に戻され、

 

女教師が言う。

 

「みんな一緒に降りてくれ

なくてはダメですよ。

 

分かるかな?

 

もう一度やり直すからね。

 

今見たように、直ぐに

ロープは緩められるし、

 

直ぐに助ける準備も

出来ている。

 

それに、

 

お医者だってもしもの為に

連れて来てあるのだからね」

 

信用させるための説得なのか、

声が真剣そうに聞こえる。

 

少女たちは今の話で

安心感が戻ったのであろうか、

 

表情が少し緩んできている。

 

女保険医が優しい表情で

最初に吊った子に、

 

「安心してね」

 

というような声を

掛けていた。

 

再度、椅子の上に

全員が上がり、

 

目の前のロープが

首に掛けられる。

 

今度は手錠をしてしまった

後なのだからか、

 

教師が椅子を用意すると、

 

そこに少女を上がらせた後、

 

首に女教師達が

ロープを掛けていく。

 

少女たちは先ほどのような、

 

ガチガチの固い表情では

なくなっていた。

 

(続く)少女集団強制自殺シーンと題された映像 3/3へ

スポンサーリンク

コメントを残す


↓↓気が向けば下のアイコンを応援(タップorクリック)していってください♪
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ (ブログランキングに参加しています)
サブコンテンツ

月別の投稿表示

カレンダー

2017年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
特定のキーワードからサイト内の記事を検索するには、すぐ下の「検索窓」からキーワードを直接入力してご利用ください。
アクセスランキング

このページの先頭へ