バスの中から見えたもの
幼稚園児だった私は、 遠足のバスに乗っていた。 バスが赤信号で停車すると 車内は急に静かになって、 隣の席も後ろの席も、 皆一様に眠ってしまっているよう。 赤信号はいつになっても・・・
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幼稚園児だった私は、 遠足のバスに乗っていた。 バスが赤信号で停車すると 車内は急に静かになって、 隣の席も後ろの席も、 皆一様に眠ってしまっているよう。 赤信号はいつになっても・・・
俺が高2の時、 友達5人でY県のO川へ、 キャンプに行った時の話です。 そこは、川の傍に テントを張る場所があって、 俺達は川に一番近い所に テントを張りました。 ・・・
S「さて、もう良いだろ。おい、 外した戸を元に戻すから手伝え」 二人で二枚戸を元に戻す。 外すことが出来たんだから、 戻すのも簡単だろう と思っていたのだけれど、 それは間違いで・・・
足やライトを持つ手が 震えているのが分かった。 恐怖では無い。 ただ、身体が震えていた。 息をするのも辛くなって、 僕は二人に背を向けた。 その時、初めて自分が 泣いているのだと・・・
その時、ズボンのポケットの中で 携帯が振動した。 電話だ。 誰だろうと思い取り出してみると、 それはKからだった。 少し早めに恥ずかしい土産話を 披露することになるのだろうか。 ・・・
僕「そんなこと・・・」 S「無いと言い切れるか? お前、Kが言ってた、 犯人の女が失踪する前に残した、 遺書らしき手紙の内容覚えてるか? 確かな情報じゃないかも知れ・・・
S「全部じゃないかも知れんが、 名前が書いてある。 ●●ってな。 ここの子供の愛称だったか」 玩具箱を覗き込むと、 確かに一つ一つの玩具に 『●●のもの』 &nbs・・・
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