怖話ノ館(こわばなのやかた)
2016-7-6 08:30 [怖 63巻]
俺の周りを、
仲の良い友達や先輩が囲んでいる。
その中で目を覚ます俺。
古い付き合いの先輩と目が合い、
どうしたんですか?と訊いたら、
どうも様子がおかしい。
しばらく見ていたら、
先輩が一言。
先「・・・お前の名前、何だったっけ?」
俺「それはあんまりでしょう。俺は・・・」
と言ったところで、
自分の名前が思い出せない。
先輩も困っている。
周りを見たら、
友達も困っている。
みんなが俺の名前を思い出せなかったんだと
気付いた瞬間、
絶望感と恐怖感が一気に襲ってきて、
本当に目が覚めた。
隣にいる妻が目を覚ましたので、
俺が夢の話をしようとしたら・・・
妻「どうしたん?えっと・・・。
あ、ごめん。忘れちゃった」
と言った。
妻が何を忘れたかは訊かなかったが、
もし俺の名前を忘れていたとしたら・・・
夢の中での出来事が、
現実でもそのまま続いてるような感じで、
俺的には凄く怖かった。
今夜は寝るのが怖い・・・
(終)
タグ:名前を忘れられる, 夢
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