お稲荷さんのお嫁さんになりたい
高校生の頃、卒業旅行で京都に行った。
当時、某お稲荷さんのお嫁さんになる漫画が好きだった私は、「私もお稲荷さんのお嫁さんになりたい!」と、いつも願っていた。
その旅行中に伏見稲荷を訪れた際に、「もし行き遅れたらもらってください」と、今思えば大変失礼なお願い事をした。
そして旅行から帰ってきた日の晩に、こんな夢をみた。
スーツを着た細面の目の細くて色白な男の人が現れ、「あんさん、ほんまに嫁になりたいんでっか?嫌やわ・・・」と、どん引きされた。
後に知り合いのみえる人にその話をしたところ、「どんな形であれ、神様が夢に出てくるのはいいことだよ」と言われたけれど、結果的には振られたわけで・・・。
(終)
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いや、きつねさんよ…婉曲表現って知ってる?
ほんわかしてしまった・・・。