模倣 3/3
ただ一つ違和感があったのは、 ちゃんとみえる『アレ』の気配が、 変に弱いというか薄いこと。 気配の質は同じだから、 Bの中に引っ込むと気配が弱まるのか、 と解釈してスルーしたのだが、 仕事電話・・・
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ただ一つ違和感があったのは、 ちゃんとみえる『アレ』の気配が、 変に弱いというか薄いこと。 気配の質は同じだから、 Bの中に引っ込むと気配が弱まるのか、 と解釈してスルーしたのだが、 仕事電話・・・
さらにBを引き起こして 2発目を入れようとするHを、 やっと動いた俺が引き止めて、 手を放させた。 Bは、よろけながら立ち上がり、 止める間もなく、 B「キャ―――――! 助けて・・・
コンパクトの件で懲りたのかと思ったら、 懲りてないH。 相変わらず『みえる』のを利用して ちょいちょい稼いでるようで、 その奴の『小遣い稼ぎ』に関わる話。 「いつもHは余計なことする」と、 奴・・・
Bがコンパクトを手放してしまった・・・と。 Hにも連絡したら、 あのひょうひょうとしたHが あわくってたそうです。 俺も巻き込まれで付き合い、 3人で次の所有者を訪ねました。 A・・・
前回書いた怨霊の塊憑き男 Iの件で知り合った、 俺の人生二人目の、 「おそらく本当にみえるひと」 H絡みの事件だ。 BがAに連絡して、 会おうと言ったそうで。 思えば、学生時代か・・・
I「H、化け物が居たんだ!本当だ! 俺に化け物が、襲い掛かってきて俺を殺して」 I「・・・ほいほい」 いくらか安心した様子でHがポンポンと、 Iの肩を叩いてなだめた。 その時、俺・・・
壁向いて立った横顔は、 白目を剥いて天井見上げて、 唇の端が少しだけ上がって ニヤついてるみたいで、 どっか壊れたような形相で ブツブツブツブツ何か呟き続けてて、 上手く言えない・・・
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