ふくろさん 1/5
大学二年の春だった。 その日、僕は朝から 友人のKとSと三人で、 オカルトツアーに出掛けていた。 言い出しっぺは 生粋のオカルティストK君で、 移動手段はSの車。・・・
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大学二年の春だった。 その日、僕は朝から 友人のKとSと三人で、 オカルトツアーに出掛けていた。 言い出しっぺは 生粋のオカルティストK君で、 移動手段はSの車。・・・
どのくらい動かずに居ただろう。 不意に、外に居るそいつが、 背を向けたのが分かった。 気配がテントから離れていく。 暗闇の中、 私とくらげは目を合わせた。 く「・・・・・
夕飯はカレーだった。 ただし、ここで作ったものでは無い。 母が家から鍋ごと持って来たのである。 しかも飯盒も米も無いので、 別の鍋でうどんを茹でて、 カレーうどんという体たらく。 ・・・
父「もう十何年も前の話だから心配ない。 それに、どこの山だって死亡事故の 一つや二つ起きてるもんだ。 一々ビクビクしてたら何も出来んだろ」 母「それにしても、食事中にする 話じゃなかろーが」 ・・・
中学時代の話だ。 その年の夏、私と、私の両親と、 友人一人の計四人で、 一泊二日のキャンプをしたことがあった。 場所は街を流れる川の上流。 景観の良い湖のほとりにテントを立てた。 ・・・
大雨の日、震度4の地震があり、 土砂崩れの危険があるという。 山の斜面にある新興住宅地に 住んでいた俺は、 家族と一緒に近くの待避所に 避難することになった。 途中・・・
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