怖 88巻（全20話）（2 / 3ページ）

  俺は今、東京郊外の自動車教習所に通っているのだが、路上教習が嫌で嫌でたまらない。   別に助手席に座る教習所の指導員にイヤな奴がいるとか、交差点の右折で対向車にビビるとか、そういった事ではない。 ・・・

「路上教習が嫌で嫌でたまらない」の続きを読む

  昨年の初冬に体験した話。   その日は林業関係の取材で、「低コスト・高効率作業システム」という題目の研修会に同行した。   内容は、まず導入を進める作業機械の説明などを公民館で行い、その・・・

「お前はまた仲間の命を奪うのか」の続きを読む

  世間には、「犯罪とは都市で起こるものであり、日本古来の農村地帯はのどかで秩序だっていて、近代の都市部とは違い平和で犯罪はなかった」という誤解があります。   しかし、そういう閉鎖された農村地帯や地・・・

「本当は怖かった日本の農村」の続きを読む

  これは、知り合いの身に起きた話だ。   彼曰く、まだバスの放流が違法ではなかった時代の事らしいが、バスフィッシングにひどく熱を入れていたという。   友人に誘われたことがきっかけでハマっ・・・

「その池には何故かバスが居つかない」の続きを読む

  つい２日前の出来事だ。   その日はゼミの教授の話に付き合わされて遅くなり、終電で帰る事に。   俺の家は田舎にあり、また終電という事もあってか、自分以外は車内に人は居なかった。 &nb・・・

「終電の車内には自分以外に誰も居ないと思ったが」の続きを読む

  これは、親戚のおじさんにまつわる話。   彼は肉を食べない。   菜食主義者な訳ではなく、ただ単に好きではないだけだと言う。   その証拠に魚は好物で、メザシや一夜干し等の干物・・・

「親戚のおじさんが肉を食べない怖い理由」の続きを読む

  知り合いの不動産屋から聞いた、土地にまつわる話。   ある会社社長のＡさんが、その不動産屋から土地を買って家を建てた。   しばらくして、Ａさんの一人娘が交通事故で亡くなった。 &nbs・・・

「不動産屋がその土地と家を売りに出せないワケ」の続きを読む