目薬が睡眠薬に
目薬には睡眠薬としての成分が
含まれているので、
取扱いには注意が必要だ。
バーで好きな女性が
トイレや電話で席を立ったときに、
懐から取り出した目薬を
彼女の飲んでいたお酒に
ポタリポタリと垂らしてしまえば・・・。
結論から言うと、
目薬は睡眠薬代わりにはならない。
酒と目薬の話題で問題になったのは、
スコポラミンという物質。
これは、散瞳薬に分類される。
散瞳薬もいろいろな種類の薬物に分類されるが、
この中でもスコポラミンは脳に移行して、
眠気を引きおこす副作用が強い。
このせいで、酒と一緒に
目薬(スコポラミン)を摂取すると、
眠気が倍増したように感じられてしまうようだ。
しかし、この物質が
目薬の成分に用いられていたのは、
かなり昔の話。
今の目薬にスコポラミンは
用いられていない。
つまり、酒に市販の目薬を
混入したからといって、
昔の漫画で言われているような効果は出ない。
(終)
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