「もうダメかも」と診断された愛猫の奇跡
これは、もう5年以上一緒に住んでいる飼い猫のモモの話。※名前は仮名
ある日、獣医に「もうダメかも」と診断された。
尿管が細く、腎機能もほぼ止まっている状態。
尿が出ないため膀胱が破裂しそうで、その膀胱に亀裂が入っていた。
ご飯も食べれず、吐いてばかり・・・。
獣医からは、「最期の時を家で一緒に暮らした方がいいかもしれない」とも言われた。
でも死んでほしくなかったから、入院させて治療をお願いした。
奇跡
その夜、今までのモモとの思い出がブワっと溢れてきた後に、とても悲しくなった。
心を落ち着けるために明かりを消し、瞑想した。
しかし、瞑想しようとしてもモモのことが浮かんできて、また悲しくなった。
その時だった。
モモが静かに寝そべっているイメージが浮かんだ。
私は拝むように、手のひらを合わた。
そして、思い浮かんだモモを手で撫でた。
病気の部位の下半身も撫でた。
「どうか治りますように」
そう必死で祈った。
ふと、最近行った神社を思い出した。
「どうか○○神社の医療の神様、モモを助けて下さい」
そう願った。
願いながら、イメージの中でモモを撫で続けた。
すると、目を瞑っているはずなのに、目の前が突然明るくなった。
そして、白装束を身にまとい、縦長で大きな三角の帽子を被った人物が現れた。
その人物がモモをひと撫ですると、モモが光った。
なぜか分からないが、私はモモが治ったことを悟った。
後日談
獣医は、「モモが急に元気になって、ご飯をモリモリ食べ出した」と言っていた。
そのまま順調に回復して、無事に退院した。
医療の神様、本当にありがとう。
(終)