怖い話や怪談が読みやすいブログ

  これは、僕が中学３年生の時の話。   クラスの委員長だった彼女は、みんなによく頼まれ事をされては嫌な顔ひとつせず素直に引き受けたり、とにかく人の嫌がるようなことを自ら引き受けるような、とても良い子・・・

「優等生だった彼女のもう一つの顔」の続きを読む

  これは、私が小学５年生の時の話。   うちの小学校の音楽室は、１人１台のオルガンが机代わりになっていた。   田舎の小学校だからか、かなりボロい旧型のオルガン。   音楽の担任・・・

「誰も触れていないのに鳴り響くシの音」の続きを読む

  寝ていると姉に起こされた。   時計を見ると、まだ夜中と言っていい時間帯だ。   「なに？なんなの？」   「しーっ」   声を出さないよう指を１本立てた姉が、こちら・・・

「見えない何かと見える何か」の続きを読む

  これは、とあるマンションの住民から聞いた話。   冬場、寝る前に窓を軽く拭いておこうと、カーテンを開けた。   中で暖房器具を使っていると、結露が酷かったのだという。   特に・・・

「見えない住人の痕跡」の続きを読む

  後輩の話。   秋口に単独で入山していた時のこと。   一泊程度の簡単なルートを予定しており、食料も簡単なものを用意していた。   初日の昼に菓子パンの昼食をとっていると、後ろ・・・

「山の中で出会った女と奇怪な賭け」の続きを読む

  ある日のこと、出かけようと駅の切符売り場に向かっていた。   すると、後ろから声をかけられ振り向くと、５０代くらいのおじさんが立っていた。   おじさんの話はこうだった。   ・・・

「見知らぬ人の願いを背負って」の続きを読む

  知り合いの話。   まだ学生だった頃、彼女の村では『火事』が相次いで起こったという。   放火と思われたが、山間の小さな集落ということもあり、そんなことをすればすぐ村の皆にわかるはずだっ・・・

「消えぬ怨念と村を包む炎」の続きを読む