謎怖 29巻（全20話）

  ある山男の話。   この話の主人公は”本物の山狂い”だそうで、暇さえあれば山に登っているような男なのだという。   ある日のこと、男がとある山へ登ったが、程なくし・・・

「俺はついに神の手を手に入れたようだ」の続きを読む

  毎日通勤に使っている道がある。   田舎だから交通量は大したことなく、歩行者なんて一人もいない。   だが、道幅だけは無駄に広い、田舎にありがちなバイパスだ。   高校時代から・・・

「毎日のように使っている道で遭遇したモノ」の続きを読む

  つい先日の出来事です。   私は、夫と０歳児と犬と暮らす、ごく平凡な主婦です。   家は都内にありがちな狭小３階建て。   以前は夫と犬と３階のベッドルームで寝ていたのですが、・・・

「病が快復した日、夫が妙なことを言い出した」の続きを読む

  うちは昔に鬼退治のお供をしたそうで、それ以来、『我が家に不幸がある時は凶刹が出る』らしい。   鬼が出るのか、蛇が出るのか、具体的な事は知らない。   そういう言い伝えだ。  ・・・

「我が家に不幸がある時は凶刹が出る」の続きを読む

  俺はこれまでに３人の女性と交際してきた。   その中でもとびきり色白で、可愛くて性格もいい女性が今の彼女だ。   馴れ初めは、地方の大学に入学してすぐに、家の近くのコンビニでバイトを始め・・・

「彼女が告白した理由にゾクッとさせられた」の続きを読む

  私にはとても後悔している事があり、その後悔は日増しに強くなります。   今から３年前に主人が亡くなりました。   節約が好きで、堅実で真面目な人でした。   無駄な電気はこまめ・・・

「「トイレに何かいる！」と怯え始めた夫」の続きを読む

  僕の地元の高知県には、『しのうかさん』という都市伝説のようなものがある。   詳細は良く知らないが、その言葉だけは子供の頃から聞いていた。   たしか浦戸大橋の近くにある民家の話だったと・・・

「そこで作り話の怪談をすると呪いがかかる」の続きを読む