図書館で本を探していたら
図書館へ本を借りに行った。
壁際の棚にある、
小説の特集コーナーに行き、
面白そうなタイトルの本を抜き取り
パラパラめくる。
本を抜き取った時に出来た
棚の隙間から、
向こう側の人と一瞬、
目が合った。
10分ほど吟味した後、
よさそうな本を3冊抜き取って
司書さんのところへ。
帰路の途中、
やっぱりあの本も借りておけば
よかったと後悔したけど、
まあいいやと思ってそのまま帰った。
(終)
解説
本を抜き取ったのは『壁際』の棚。
普通なら、抜き取った隙間からは
壁か棚の背が見えるはず。
ましてや、
向こう側に人がいるわけがない。
どうやらこの世の人ではない人と、
目が合ってしまったようだ。
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