隙間女
ある男性が自分の部屋の中で、
何者かの視線を感じるようになった。
辺りを見渡したりしたが、
部屋の中にいるのは自分一人である。
だが、
見られているという感覚は拭えず、
しばらく続いた。
男性は不安になり、
室内を物色してみたが見つからない。
男性はますます心配になって、
念入りに部屋を探すことにした。
すると、
ふと視線の正体を発見してしまった。
タンスと壁のわずかな隙間から、
じっとこちらを覗いている女がいた。
検証
この手の話によくあるのが、
見えない存在を「探す」という行為。
こちらから何かを探していると、
あちらから見つけてもらえるという。
遊びで心霊スポットへ行くなと言うのは、
そういった事も起る危険があるからだ。
一度でも霊に見つかってしまうと、
手遅れになるかも知れません・・・。
(終)
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その隙間に包丁を突き立てるといい