怖 46巻（全20話）

  うちの実家の辺りで 昔からの迷信があり、   それは『きじょさん』 と呼ばれている。   葬儀帰り、   家に入る前に 清めの塩を振る、   というのがあるが、 &n・・・

「地元に昔から伝わる迷信「きじょさん」の話」の続きを読む

  女「道を教えて下さい」   夕方の路地で そう話し掛けてきたのは、   背の高い女だった。   足が異様に細く、   バランスが取れないのか、 ぷるぷると震えている。・・・

「道を尋ねる背の高い女」の続きを読む

  私の家の近所に、   地元の人でも滅多に近づかない、 いわく付きの場所があります。   『石山トンネル』   というトンネルなのですが、   昔から変な噂が 後を絶た・・・

「変な噂が絶えないいわく付きのトンネル」の続きを読む

前回までの話はこちら 俺は客間や和室を横切りながら、大人達の姿を求めつつ、見えない怪物から逃げ続けた。   もちろん、自分の足跡であることは自明なのだが、なぜかその時の俺はそれに気付かずパニックを加速させた。 ・・・

「同い年の従兄弟と山で遭った恐怖 2/2」の続きを読む

  もう２０年以上も昔になる。   当時、小学校低学年だった俺は、家族で緑豊かな田舎に盆帰りしていた。   久しぶりに会う同い年の従兄弟と、虫網片手にそこら中の虫を捕って楽しんでいた。 &n・・・

「同い年の従兄弟と山で遭った恐怖 1/2」の続きを読む

  俺の祖父の実家で、 変わった風習があった。   祖父の実家では、 昔から林業をやっていた。   山も幾つか持っていて、   そのうち一つの山に 子供が一人生まれると、 &nbs・・・

「林業を営む家系での変わった風習」の続きを読む

  私の体験談。   だけど全く覚えてなくて、 親から聞いた話。   五歳の時、   姉の七五三の打ち合わせに、 母と祖母の家に行きました。   その帰り道、 &nbsp・・・

「着物を着た女の子との約束」の続きを読む