【特集】2025年・怖い話ランキング10
2025年(令和7年)も、いよいよ残りわずかとなりました。今年も「怖話ノ館(こわばなのやかた)」をご覧いただき、本当にありがとうございます。
さて、2025年(令和7年)1月から12月に新規投稿した話の中から、閲覧数の多かったものや私の好みをもとに、“10話を厳選”しました。年末年始のゆっくりした時間に、気になる話から読んでいただけたら嬉しいです。
なお、次回の投稿は新年1月6日(火)を予定しています。2026年も、マイペースではありますが、怖い話をお届けしていきたいと思っています。来年も「怖話ノ館(こわばなのやかた)」を、どうぞよろしくお願いします。
2025年・怖い話ランキング10
これは、東京のある美術大学で起こった話。その日は授業の中で、町の景観をカメラに収め、写真のフィルムを現像する時間があった。現像する際に使用する『暗室』という部屋があり、そこは光が一切入らないように設計された場所だ。暗室の構造は次の通り。まず、暗室へのドアを開けると、そこにはL字型の通路があり…
僕には小さい頃、親友がいた。親友といっても、人間じゃない。猫だった。その猫は、普通の猫よりひとまわり大きくて、いつも堤防にある陸橋の下にいた。僕がそこを通るたび、気づけばいつも同じ場所にいて、気づけば自然と仲良くなっていた。僕が無邪気にはしゃいでいると、あの猫は目を細めてじっと見守ってくれていた…
我が家に起こった話を聞いてください。私の家は、父が建てた築40年ほどの2階建てなのですが、3年前、その東側の空き地にアパートが建ちました。それほど広い土地ではなかったため、よくある1棟に4部屋の小さな建物です。駅に近いこともあってか、完成してすぐに全室が埋まりました。ところが、1ヶ月もしないうちに…
恐らく、僕はもうすぐ死んでしまうでしょう。きっと心臓麻痺か何かで。でも、病気ではないのです。僕は殺されるのです。きっと話したところで、誰も信じてはくれないでしょう。それでも、ここに僕が死んでしまった本当の理由を書き残します。僕の住んでいた場所には、窓から見えるところに”踏切”がありました。1年に…
これは、うちの親父から聞いた話。親父が大学3~4年の間、男3人で小さくて古い一軒家を借りて住んでいた。といっても、家賃をちゃんと払っているのは親父と高瀬さん(仮名)の2人だけ。もう1人の篠田さん(仮名)はあまりにも貧乏で、居候させる代わりに、家の掃除やゴミ出しなどをやってもらうことになっていた…
これは、先輩が通っていた中学校での話です。当時の音楽の先生は女性で、昔から”いわく付きのものが見える体質”だったそうです。初めてそういったものを見たのは、子どもの頃のこと。かくれんぼの最中、とある山で首吊り死体を見つけてしまったのが最初の体験だったといいます。友人たちと一緒に、その場に居合わせた…
この世は『78対22』という宇宙の法則で成り立っている。キリよく「7対3の法則」や「8対2の法則」ともいわれ、ビジネスなどにも応用されている。科学的に「78対22」という黄金比が証明されているわけではないが、統計の中からこの比率が見つかる例は多く存在する。たとえば……。地球上の海と陸の割合は…
俺だけに見える人がいる。それは子供の頃から、身内に不幸が訪れる直前に現れる存在だった。何十年も前から同じ姿のままなので、人ではないのだろうが、便宜上ここでは『人』と表記する。祖母が亡くなる前、祖父が亡くなる前、その時ほとんど交流のなかった叔父が亡くなる前にも見た。そして、従兄弟の嫁など、血のつなが…
昔、俺の家には『幽霊』が出ていた。そいつは、長い髪に青いワンピースを着た綺麗な女だった。当時、俺は「まあ、家賃が安いから仕方ないか」と、あまり気にしていなかった。そんな話を同僚にしたこともすっかり忘れた頃、ある休日にその同僚の家へ遊びに行った。「おじゃましま~す」「あら、友達?」「例の、幽霊が出る…
10、「先生、私のこと好き?」
僕の知り合いに、四十代で関西の英会話教室の先生をしている方がいます。その先生はとても真面目な方で、結婚もされています。結婚生活は十数年になりますが、その間、一度も浮気をしたことがありませんでした。ところが、数年前に一度だけ、浮気をしてしまったそうです。その相手は、自分が教えている英会話教室の生徒で…
(終)
タグ:2025年怖い話ランキング, 心霊体験談, 怖い話実話, 怪談







































