呪う女 14/18
こっそり淳の病室に入ると、淳のベットは カーテンを締め切ってあった。 寝たのか?と思い、 そーっとカーテンを開けて、 隙間から中を覗いた。 「うわっ!」 淳が慌てて飛び起き、 「・・・
「怖話ノ館(こわばなのやかた)」のタグ「五寸釘」の記事一覧です(2 / 4ページ)
「五寸釘」タグの記事一覧(2 / 4ページ)
こっそり淳の病室に入ると、淳のベットは カーテンを締め切ってあった。 寝たのか?と思い、 そーっとカーテンを開けて、 隙間から中を覗いた。 「うわっ!」 淳が慌てて飛び起き、 「・・・
電話を切った瞬間、 何故か胸騒ぎがした。 『中年女』 淳の言葉が、妙に気にかかりだした。 電話を切った後、しばらく考えた。 まさか、今更『中年女』が現れるはずが無い・・・ それに・・・
玄関先から、 「オマエーっ!チクショー! オマエまで私を苦しめるのかー!」 と凄い叫び声が聞こえ、 足がすくんだが、 父が俺の肩を抱き、二人の警官に 取り押さえられた『中年女』の前に 俺は立っ・・・
あいつは俺を呼び出す時、 玄関の呼鈴を鳴らさず 窓に小石を投げてくる事が、 しばしばあったからだ。 俺は窓から外を眺めた。 家の前の路地にある電柱に慎がいるはず! と思ったが、慎の姿は無かった・・・
誰かが外から窓に顔を付け、双眼鏡を覗くように 両手を目の周辺に付け、室内を覗いている。 家の中は電気をつけていない為、 外の方が明るく、こちらからは その姿が丸見えだった。 窓に『中年女』が、・・・
運動会の時より必死に走った。 風を切る音以外聞こえない程、無呼吸で走った。 無我夢中で家に向かって走った。 家まであと10メートル。 よし!逃げ切れる! !!! 一瞬、頭にある事・・・
俺と慎は、警官が追って来ていないことを 充分に確認し、道端に座り込み、 緊急ミーティングを開催した。 「これからどーする?」 「どーしよ・・・」 俺達は途方に暮れていた。 最後の・・・
Copyright (C) 2025 怖話ノ館(こわばなのやかた) All Rights Reserved.