呪う女 7/18
慎は立ち上がり、 「よし、このカメラを早く現像して、 警察に持って行こう」 と言った。 俺達は山を駆け降りた。 山を降り、俺達は駅前の 交番へ急いだ。 このカメラに納められた写真・・・
「怖話ノ館(こわばなのやかた)」のタグ「五寸釘」の記事一覧です(3 / 4ページ)
「五寸釘」タグの記事一覧(3 / 4ページ)
慎は立ち上がり、 「よし、このカメラを早く現像して、 警察に持って行こう」 と言った。 俺達は山を駆け降りた。 山を降り、俺達は駅前の 交番へ急いだ。 このカメラに納められた写真・・・
慎はズボンのポケットから インスタントカメラを取り出し、 右手に握ると、 俺の期待を裏切り「よし」と小さく呟き、 山へ入るとすぐさま走り出した。 俺は、その後ろ姿に引っ張られるように 走り出し・・・
それから三日後。 その日は珍しく、 内藤と佐々木と俺と慎の四人で 一緒に下校した。 内藤は体がデカく、 佐々木はチビ。 実写版のジャイアンとスネオみたいな奴ら。 も・・・
慎は来ていたので、慎と二人で 「もしかして淳、あの女に・・・」と思いながら、 学校帰りに二人で淳の家を訪ねた。 家の呼び鈴を押すと、 明るい声で「はぁーい!」と 淳の母親が出て来た。 俺が「淳・・・
木には小さな子供(4~5歳ぐらいの女の子?) の写真に、無数の釘が打ち付けられていた。 いや、驚いたのはそれでは無い。 その木の根元に、 ハッピーの変わり果てた姿が。 舌を垂らし・・・
俺は恐くなり「逃げよ」と言ったが、 慎が「あれ、やっとるの女や。よー見てみ」 と小声で言い出し、 淳が「どんな顔か見たいやろ? もっと近くで見たいやろ?」と悪ノリしだし、 慎と淳はドンドンと先に進み出した。・・・
小学生の頃、学校の裏山の奥地に、 俺達は秘密基地を造っていた。 秘密基地っつっても結構本格的で、 複数の板を釘で打ち付けて、 雨風を防げる3畳ほどの広さの小屋。 放課後にそこでオヤツ食べたり、・・・
Copyright (C) 2024 怖話ノ館(こわばなのやかた) All Rights Reserved.