幽霊団地に住む友達の家へ 3/3
ズルズルズル・・・ 畳を摺る音・・・ いや、 這いずってる音だ、これは。 音は寝室の中に入り込み、 僕らの周りをゆっくりと回り出す。 ズルリ、ズルリ、・・・
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ズルズルズル・・・ 畳を摺る音・・・ いや、 這いずってる音だ、これは。 音は寝室の中に入り込み、 僕らの周りをゆっくりと回り出す。 ズルリ、ズルリ、・・・
団地の5階は全て、 ベニヤか何かで目張りしてあった。 飛び降り防止なんじゃないかな。 近くの団地に住む半田が言った。 団地にはエレベーターとか 贅沢なものは付いてい・・・
昭和も50年代の4月。 僕たちが6年生になった最初の日、 メンマが引っ越してきた。 持ち前の人懐っこさに加え、 人を笑わすのが得意だった彼は、 すぐクラスに馴染んで・・・
これは俺の懺悔でもある。 かなり前の出来事だ。 高校時代に仲の良かった友に、 偶然再会した。 懐かしくて飲みに行く事になった。 その時は俺も友もフリー・・・
仕事が休みで暇だったので、 友人へ電話した。 「よう!久しぶり!」 『久しぶり・・・ ゴホ!ゴホっ!』 「どうした?風邪か?」 『ああ、悪性のインフル・・・
A「小学校の頃、 こっくりさんやったよな? あの時、最後に俺、 変な質問したろ? 最初に死ぬのは誰だ、って。 そうしたら・・『は』って、 Bの名前の最初の文字指した・・・
私には、霊感と言われるものは ないと思います。 なので、 この話にも幽霊やオバケの類は 一切出てきません。 ただ、私が見えていなかった だけかも知れませんが・・・。・・・
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