近所の松林で体験した恐ろしい出来事
まだ小さかった頃、 私は知的障碍(しょうがい)を持っていると 思われていました。 言葉や文字に対する遅れは 見られませんでしたが、 コミュニケーション能力が欠けてい・・・
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まだ小さかった頃、 私は知的障碍(しょうがい)を持っていると 思われていました。 言葉や文字に対する遅れは 見られませんでしたが、 コミュニケーション能力が欠けてい・・・
ジャンケンして負けた僕が Kを背負う。 脱力した人間というのは、 すごく重いのだな。 S「・・・そういや、これ、 おいぼだな」 と、車に向かう間に Sがぼそりと呟いた。 &nbs・・・
ここは山の上だ。 さっきまでの松林の中じゃない。 人の動く気配。 そこでようやく僕は、 目の前に居る人間が 僕をどうしようとしているのかが分かった。 僕は今、罪人な・・・
K「・・・おいぼ岩の『おいぼ』って言うのは、 実はおんぶするって意味なんですよね・・・。 でもほらー、 この岩は何も背負ってないでしょ? おっかしいなあ、とか 思いません?」 僕・・・
時刻は夜十時を幾分か過ぎた、 とある冬の日のこと。 僕を含めて三人が乗った車は、 真夜中の国道を平均時速80キロくらいで、 潮の香りを辿りつつ海へと向かっていた。 僕が住む街から・・・
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