本性を現した彼氏と私の守護者

DV

 

寺や神社の坊さんや占い師さん達に

いつも言われることがある。

 

「あなたの守護者は凄いですね」

 

その彼氏と付き合うまでは、

優しくて明るい人だと思っていたのに、

 

実は”DVモラハラ男”だった。

 

※モラハラ(モラルハラスメント)

精神的な暴力や嫌がらせのことを指す。

 

いきなり豹変するのではなく、

 

小出しにしつつ、

飴と鞭を使いわけるタイプ。

 

半ば”洗脳”に近かった。

 

初っ端から殴られていたら

すぐに逃げるんだけれど、

 

優しく嫌味を言うことから始まり、

徐々に暴力沙汰になっていった。

 

そして、付き合って半年後。

 

もう完全に・・・

 

『私が悪いから怒られるんだよね』

 

と思い込んでいた。

 

その頃には優しい嫌味ではなく、

ねっとりした嫌味と軽い暴力に進化していた。

 

そんな毎日の中で、

不思議なことが身の回りに起こり始めた。

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私を守ってくれているのは・・・

私が凹(へこ)んで謝っていたら、

 

サンダルを履いている私の足を、

彼氏が革靴で踏みつけようとした。

 

が、踏まれる寸前、

彼氏の頭に鳥のフンが落ちた。

 

空を見渡しても鳥はいなかった。

 

彼氏の部屋に二人で居る時、

他愛のないことで彼氏はキレてしまい、

 

その手を振り上げた瞬間、

棚の上にあったものが彼氏の頭に直撃。

 

棚のすぐ近くに居たわけじゃないのに。

 

私に熱いお茶をひっかけようとした瞬間、

持ち手が折れて彼氏の股間にバシャッと。

 

私にライターを投げ付けようとした瞬間、

ライターが着火した。

 

その火が彼氏の服に燃え移り、

軽い火傷。

 

私を怒鳴ろうとした瞬間、

茹でていた卵が爆発した。

 

鍋の近くにいた私は無傷だったのに、

離れていた彼氏の顔に当たって火傷。

 

夜中に呼び出しメールを私に送ろうとしたら、

彼氏の携帯が壊れたり・・・

 

mixi(ミクシー)に私sage彼氏ageな日記を

アップしようとした瞬間、

 

彼氏のパソコンが壊れたり。

 

最近、変な婆が夢に出てきて・・・

とも彼氏は言っていた。

 

そんなある日のこと。

 

私の夢に聞き慣れない方言で喋る

お婆ちゃんが現れて、

 

『あぁあぁ、いだましいこどっ。

 

えぇっこっんな痩せちまっで・・・

ひょろひょろでねぇの。

 

ほんだからなんどもいってっぺぇ。

あ゛んなろぐでもねおどこやめっで、なっ』

 

とか言われた。

 

起きた瞬間に「なっ」と言う、

声が聞こえた気がした。

 

妙に印象に残る夢だった。

 

その数日後のこと。

 

友達とブラブラ歩いていたら、

浮浪者っぽい占い師に呼び止められた。

 

「・・・あんた、

えらい人に守られてるねぇ。

 

その人の言う通り、

彼氏とは別れなさい。

 

殴る蹴るって最低じゃないの彼氏」

 

「ちょっと失礼じゃないですか?

この子の彼氏は私も知ってますが、とても・・」

 

「あんたはね・・・

転職はやめときなさい。

 

なんだっけ、髪の長いその人。

二週間後に辞めるから」

 

占い師の言葉に固まる友達。

 

友達は髪の長い同僚といざこざがあり、

本気で転職を考えていた。

 

(その同僚は本当に二週間後に退職した)

 

「二万二千七百五十二円あるでしょ。

お代は千円札二枚でいいよ」

 

一円単位で財布の中身を当てられた事に焦り、

二千円を渡してそそくさと逃げた。

 

「彼氏君・・・殴る蹴るってほんとに?」

 

「私が悪いから・・・仕方ないよ」

 

「どういうことで殴られたの?」

 

詳しいことを話すと、

友達は怒りで顔を真っ赤にした。

 

その後に友達から説得され、

私は洗脳が解けた。

 

彼氏をファミレスに呼び出し、

別れを切り出した。

 

周りに聞こえるか聞こえないかの静かな声で、

毒づき始める彼氏。

 

外に出るか、と腕を捕まれた。

 

彼氏の真後ろの席に、

 

変装して待機してくれていた

友達四人が彼氏を止める。

 

(私と彼氏の共通の友人たちを呼んでいた)

 

愛想よく友達に挨拶する彼氏。

 

「話、聞いてたから。

全部知ってるから」

 

最初に私を説得してくれた友達が告げると、

彼氏は顔色を変えた。

 

私はもう見慣れていたが、

 

友人たちには初めて見る表情と

雰囲気だったらしく、

 

付いて来たものの、

彼氏寄りだった友人の一人は、

 

その姿に呆然としていた。

 

多勢に無勢と判断したのか、

一人で帰ろうとする彼氏。

 

「話、終わってなくない?

ちゃんと別れるんだよね?」

 

「もういらねーから」

 

その彼氏の言葉に、

彼氏寄りだった別の友達が呟いた。

 

「最低・・・彼氏君ってこんな人?」

 

「誰に何言ってもいいよ。

みんな俺の味方だし。

 

お前らなんかの言うこと信じないって」

 

実はこの時の会話は、

全て録音していた。

 

その後、彼氏は友人の半分ぐらいから

縁を切られていた。

 

私と別れた後、

彼氏は私を殴った右手を火傷し、

 

私の目を突こうとした中指と

人差し指の先を削る事故に遭い、

 

私を蹴ったり踏んだりした右脚を骨折した。

 

彼氏の家にある私が貢いだ物は、

カビと虫が大発生して台無しになったらしい。

 

彼氏と別れた後、

方言のお婆ちゃんの夢をみました。

 

うんうんと満足気に頷きながら、

 

『男でも女でもな、

あいそええのはきぃつけ。

 

笑顔の下は鬼がおるでのう』

 

と言っていた。

 

そして何故か、

ふと近くのスーパーが頭に浮かんだ。

 

そのスーパーの近くにある宝くじ売り場で

なんとなく宝くじを買ったら、

 

これまで彼氏に貢いできたのと

同じくらいの金額を当てました。

 

DVを受けているのは私の方なのに、

生傷が絶えなかったのは彼氏だったなあ・・・と。

 

彼氏は本性を現し始めた頃から

どんどん不運になっていって、

 

転んだり、物を無くしたりと、

小さな失敗をするようになっていた。

 

ドジなタイプとは程遠く、

 

神経質で周囲をいつも見渡している

性格だったから心配だった。

 

昔に坊さんが語っていたけれど、

 

私の守護者は霊ではなくて、

もっと強くて偉いらしい。

 

人間だったかどうかも分からなくて、

大地や海とかそんなレベルだという。

 

(終)

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