怖 103巻（全20話）

  これは、今のアパートに引っ越したばかりの頃のこと。   その日は暑くて、ベランダの窓を開けて網戸にして寝ていた。   しかし夜中はやっぱり寝苦しくて、一度目を覚ましてしまった。 &nbs・・・

「部屋に入って来れなかった幽霊」の続きを読む

  ある日の深夜、怖い体験をした人達のウェブサイトを見ていた。   これは、その中で印象に残った話。   体験者が就寝中に違和感を感じて起きてみると、布団の中で足に絡まる蛇がたくさん見えた。・・・

「他人の恐怖体験話を私が読んだせいで」の続きを読む

  これは、親戚が体験した心霊話。   彼女が勤めている幼稚園では、時々子供たちが妙なことを言い始めるらしい。   着席するように号令すると、「この子の椅子がありませーん」と皆が訴えてくる。・・・

「子供たちが妙なことを言い始める幼稚園」の続きを読む

  これは、子供たちを連れて実家へ遊びに行った時のこと。   普段から穏やかな母、明るい父、同居の妹一家、みんなで楽しく話していた。   途中で母が、「そうだ、カズキ（長男）にいい本を見つけ・・・

「笑顔で押し入れを開けた母が突然死」の続きを読む

  これは、知り合いの話。   彼女は一人暮らしをしているのだが、ある時に酷く体調を崩してしまった。   それまで病気らしい病気などをしたこともない超健康体だっただけに、皆が驚いた。 &nb・・・

「体調が悪い原因はウツボカズラ」の続きを読む

  これは、夢にまつわる不思議な体験をした話。   『夢』といういうものは大概、見ている最中はまるでそれが現実のように感じられて、目が覚めた瞬間は内容を鮮明に覚えているのに、起きて顔でも洗っているうち・・・

「１０年経っても鮮明に覚えている夢」の続きを読む

  これは、山で体験したほんのり怖い話。   祖父は山の上の送電線の監視を仕事としており、長年『Ｔ山』に登り続けていた。   その為、祖父はＴ山を知り尽くしていて、休日などはよく祖父を先頭に・・・

「挨拶しても返してこないのは幽霊だ」の続きを読む