謎怖 58巻（全20話）

  とある事情で神様方にすがる必要ができてしまいまして…。   それからは神々を信じて伊勢や出雲、日向で願掛けをしたのに、氏神様に参詣しないのも筋が通らないと思い立ち、家のすぐ近くの歴史ある神社に通う・・・

「消えた午後ティーと続く幸運」の続きを読む

  これは、３２年前に体験した奇妙な話。   当時小学３年生だった俺は、学校から帰って来ては毎日近所の駄菓子屋に遊びに行っていた。   その日も強めの雨が降っていたが、駄菓子屋までは歩いて１・・・

「雨の日の駄菓子屋で見つけた奇妙な写真」の続きを読む

  Ｘ駅とＺ駅の間に、Ａ、Ｂ、Ｃと各駅停車しか止まらない駅が３つ続く。   Ｘ駅とＺ駅との短い距離の間に、この３つの駅はひしめき合うように配置されており、なぜか不思議な存在感を放っている。 &nbsp・・・

「毎朝変わる彼女の駅」の続きを読む

  これは夢なのか、それとも心霊体験なのか。   その日、俺は夜の１０時に残業が終わって帰宅した。   疲労のせいか、どこか意識が散漫で夢うつつだった。   玄関のドアを開けて、真・・・

「夢とも現実ともつかない夜」の続きを読む

  これは、僕が中学１年生の時に体験した話。   むせ返るような暑い夜、僕と同じくオカルト好きな友達２人と共に、地元でも評判の『廃屋』に忍び込んだ。   夏休みということもあり、時刻は雰囲気・・・

「忘れられない一夜と翌日の電話」の続きを読む

  これは、友人の岡田から聞いた話。※仮名   岡田は少年の頃から読書が大好きだった。   いつも何かの本に夢中になっては、誰かに止められるまで読みふけっていた。   彼の家は築十・・・

「幻か現実か？岡田家に起こった怪異」の続きを読む

  私は外回りで『無線』を使う仕事をしている。   先日、こんなことがあった。   いつものように無線で仲間とやり取りをしていたら、自分のだけが何故か混線する。   あまりにも酷い・・・

「無線に割り込んでくる叫び声」の続きを読む