意味怖 13巻（全20話）

  あれは俺が10歳の頃の話。   俺は冬休みに祖父母のいる秋田県へ 泊りに来ていて、   いとこのBやCと一緒に遊んでいた。   するとBが、   「立ち入り禁止になっ・・・

「見てはいけない二階にいる何か」の続きを読む

  俺の友達にKという、 無類のオカルト好きがいる。   ある日の夜、   Kが俺に見て欲しいものがあると言って、 ビデオテープを持ってやって来た。   なんでも、   ・・・

「幽霊が出るという廃トンネルで映ったもの」の続きを読む

  親の都合で住み慣れた家から 引っ越すことになった。   俺は友人と離れるのが嫌で 反対したんだけど、   『2:1で多数決だから』   とかいう理由で、 引っ越すことになってし・・・

「引っ越した先の新しい家での入浴中に」の続きを読む

  『もしもし、今電話だいじょぶ？』   「大丈夫だよ。どうしたの？」   彼女の抑えたような声を聞きながら、 俺は欠伸を噛み殺した。   『実は今、私、 つけられてるみたいなんだ・・・

「ストーカーに狙われている彼女」の続きを読む

  長かった夏休みが明けた、 二学期の初日。   A「ボクんちは、   みんなで自動車に乗って 海へ行ったんだぞ！」   B「ボクんちだって、   みんなで自動車に乗って・・・

「負けず嫌いなクラスメートの会話」の続きを読む

  人嫌いになってしまったお爺ちゃん。   ぽつんと離れた車も通らないような山奥で、 一人で暮らすようになった。   そんなお爺ちゃんの心を解きほぐそうと、 孫の和美は毎日お爺ちゃんに手紙を・・・

「山奥で暮らすお爺ちゃんの楽しみ」の続きを読む

  ある夜、   薄暗い道をほろ酔い加減の男が のんびりと歩いていた。   男が歩きながらふと横を見ると、   50歳ほどの女が椅子に座って 本を読んでいた。   女の前・・・

「好奇心から足が向いた占い屋で」の続きを読む