みんなを振り向かせたコーディネート

男の足元

 

朝起きると、

電車で遠くへ行きたい気分だった。

 

まずは目覚まし代わりに、

ゆっくりと風呂にでも入ろう。

 

出掛けるのはそれからだ。

 

『見知らぬ土地で恋をする』

 

そんな淡い夢を見ながら、

旅支度のオシャレをする。

 

この前買った、

お気に入りのインナー。

 

その上には、

かっこいいジャケット。

 

靴下には穴が開いているけれど、

どうせ見えないから気にしない。

 

髪もしっかりセットしたし、

そろそろ家を出ようか。

 

3万円もしたオシャレな靴も、

なんだかご機嫌な様子。

 

お気に入りの靴を履いて、

足が踊っているかのようだ。

 

外は少し肌寒いけれど、

昨日は裸で寝てしまったせいかな。

 

さっそく、道行く人達が俺を見て、

二度三度と振り返る。

 

いつもは女の視線を集めている俺だが、

今日は中年のおじさんすらも振り返る。

 

完璧にコーディネートした俺は、

やはり色んな人を惹きつけてしまう。

 

これだけ視線を集めるのも、

なにも不思議なことではない。

 

日頃からオシャレには気を遣っている。

 

ああ、今日は気分的に海が見たい。

 

(終)

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解説

この自称ナルシスト男、

何かを忘れている・・・

 

「朝、起きる」

 ↓

「風呂に入る」

 ↓

「インナーを着る」

 ↓

「ジャケットを羽織る」

 ↓

「靴下を履く」

 ↓

「髪をセット」

 ↓

「靴を履いて出掛ける」

 

少し肌寒いと感じるのは、

下半身に何も着けていないから。

 

『下半身を露出した男』

 

道行く人達が振り返るのは当然である。

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