死なせられない臨界事故の被爆者
JCOの起こした臨界事故の話。
※JCO(wikipedia)
ウラン関係施設・廃棄物の管理等を事業する会社。
※臨界事故(wikipedia)
意図せずに核分裂性物質を臨界させてしまい(つまり核分裂連鎖反応がおきている状態にしてしまい)、大量の放射線や大量の熱を発生させてしまう事故のこと。
俺の聞いている話だと、
中性子で体がボロボロにされて
再生能力がなくなってしまうという。
報告書では、体の一部が壊死し、
心臓麻痺で亡くなっている。
溶けてぐちゃぐちゃになっているのに、
まだ生きていたのが壮絶だった・・・
(ページ最下部に画像有り)
死ぬほど洒落にならないのは
確かな話なんだけど、
むしろ死んだ方がマシだと思える。
被爆直後はちょっと火ぶくれを起こした
普通の状態だった。
だが、被爆してしまうと、
DNAがずたずたになり、
正しく細胞が作られない。
脳と心臓というのは
細胞の新陳代謝がゆっくりで、
他の器官より被爆ダメージが
ゆっくりになる。
身体はぐちゃぐちゃなのに意識もあり、
心臓も動くから生きられるという。
限界値以上のモルヒネを打っても、
まったくもって効かない。
1日に何リットルもの輸血に、
2~3kgの下痢。
(内臓や体液が溶け出している)
心臓は被爆してからずっと、
100メートルダッシュをしている状態。
こんな状態でも生きられてしまうほどに
現代医学が発達したのもあるが、
『貴重な事例』
として格好の研究の題材にされ、
各国からも見学に来たりと、
決して『死なせられない』状態
だったらしい。
ズサンな管理といい、
こういうことを聞くと、
生きている人間が一番怖いと思うよ。
被爆された方は、
普通の墓にも入れてもらえない。
ご冥福を祈るばかり。
閲覧注意
この被爆者の写真をご覧になりたい方は、
こちらの画像からどうぞ。
なお、グロ系が苦手な方や食事中なら、
閲覧は控えることをおすすめします。
(終)
グロ画像に対する配慮、ありがとうございますm(__)m