治験で起きてしまった惨事
治験というものをご存知ですか?
製薬会社が新しい薬を作り、
そのテストとして健康な人間に
投与してみる事です。
要は人体実験です。
ただその前には
ウサギやら猿に投与してみて、
大丈夫だったら何百分の一の量を
人間で試すという。
そして、
これは実際に起こった話です。
被験者は7人で、
うち2人はプラシーボの偽薬。
(偽薬=ただの水)
偽薬の2人を除き、
投与された全員がどえらい事になった。
試薬の注射をされ、しばらくすると、
順に全身の激しい痛みを訴え、
大量の嘔吐に皮膚はドス黒くなり、
頭は3倍に腫れ上がった。
まさに、
阿鼻叫喚の地獄絵図。
※阿鼻叫喚(あびきょうかん)
非常な辛苦の中で号泣し、救いを求めるさま。非常に悲惨でむごたらしいさま。地獄に落ちた亡者が、責め苦に堪えられずに大声で泣きわめくような状況の意から。
あまりの苦しみのため、
医師に眠らせてくれと懇願した者も。
全員が意識を失い、
集中治療室で人工呼吸器をつけられた。
死亡者こそ出なかったが、
足の指を全部と手の指を3本失った挙句、
車椅子生活になった者がいたそうです。
(終)
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治験って健康な人にやるのか?