彼女と友達を同時に失ってしまった出来事

落ち込む

 

これは、俺の身に起きた実話だ。

 

高校入学直後に親が倒れ、生活の為に朝晩バイト三昧になり、バイト疲れで学校では寝てばかりだった

 

大学にも進学したけれど、ずっと友達が出来なかった。

 

この頃、バイト先で久しぶりに友達が出来て、初めての彼女も出来た。

 

やっと光が当たる道に出れると思った。

 

そして、初めて彼女と友達と3人で、何処かに遊びに行く事になった。

 

俺はバイトが夜まであるからと、俺に合わせて横浜の某場所に夜集合しようと約束した。

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二人は今、幸せだろうか

その日、俺はバイトを早めに切り上げて某所に行った。

 

時間は夜8時頃。

 

彼女と友達の姿はまだ無かった。

 

だが、しばらく待っても二人は来ない。

 

当時は携帯なんて無いし、11時まで待ってみたけれど誰も来なかった。

 

夜も遅いから、彼女の部屋に電話するのも気まずいし、仕方なく帰った。

 

しかしそれ以降、彼女と連絡が取れない。

 

次のバイトの日、彼女がバイトを辞めたという話を聞いた。

 

そして一緒に遊ぶ予定だった友達がバイトに来た時、俺は驚愕の事実を知った。

 

あの夜、実は横浜の某所には先に彼女が来ていて、友達も次に着いていた。

 

だが、その直後に5人のヤンキー集団にからかわれ、彼女は無理やり車に押し込まれてしまった。

 

友達は怯えて何も出来なかったけれど、不幸中の奇跡か、自転車に乗った警官が通りかった。

 

そして彼女の凄まじい悲鳴に警官が車に近寄ると、ヤンキー達は彼女を車から放り出して逃げてしまった。

 

最悪の事態は奇跡が重なり防げたらしいが、彼女の上半身の服はかなり裂けていたという。

 

結局、当日に彼女の両親が田舎からやって来て、大学生で一人暮らしだった彼女を連れて田舎に帰ってしまったらしい。

 

これらの事を友達はワンワン泣きながら、「俺は人間のクズ、ごめん」と俺に謝り続けていた。

 

次のバイトの時、「情けなくてお前の顔が見れない」と言って、友達もバイトを辞めてしまった。

 

かなり前の出来事だけれど、久し振りに出来た彼女も友達も同時に失ってしまった。

 

あの時、俺が夜の横浜なんて指定しなければ・・・。

 

そして、もう少し早く着いていれば・・・。

 

二人は今は何処に居るのだろう。

 

幸せだろうか。

 

(終)

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