リゾートバイト(本編)7/14
広間に戻ると、美咲ちゃんが 朝飯の片付けをしていた。 女将さんは、いなかった。 俺は、ふと思った。 あそこに行ってるんじゃないか?って。 盆に飯乗っけて、 2階への階段に消えてい・・・
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広間に戻ると、美咲ちゃんが 朝飯の片付けをしていた。 女将さんは、いなかった。 俺は、ふと思った。 あそこに行ってるんじゃないか?って。 盆に飯乗っけて、 2階への階段に消えてい・・・
口から飛び出そうなくらいに 心臓の鼓動が激しくなった。 とっさに、Bが見たのは 影じゃないと思った。 影が、横や上の天井を 動き回るのは不自然だ。 仮にそれが影だったとしても、 ・・・
沈黙の中、急に携帯のアラームが鳴った。 いつも俺達が起きる時間だった。 Bの体がビクンってなって、 相当怯えているのが伺えた。 Bは根がすごく優しいやつだから、 前の晩、俺に言ったんだ。 &n・・・
部屋に戻ってしばらくすると、 AとBが戻ってきた。 A「おい、大丈夫か?」 B「何があったんだ? あそこに何かあったのか?」 答えられなかった。というか、 耳にあの音たちが残って・・・
とりあえず俺一人行くことになったが、 なにか非常事態が起きた場合は、 絶対に(俺を置いて)逃げたりせず、 真っ先に教えてくれっていう話になったんだ。 ただし、何事もないときは、 急に大声を出したりするなと。・・・
そしたらBが、 「じゃあ、女将さんの後ろ つけりゃいいじゃん」 ていう提案をした。 A「つけるってなんだよ。 この狭い旅館でつけるって、 現実的に考えてバレるだろ」 B「まーね」 ・・・
これは俺が大学3年の時の話。 夏休みも間近に迫り、大学の仲間5人で 海に旅行に行こうって計画を立てたんだ。 計画段階で仲間の一人が、 どうせなら海でバイトしないか って言い出して。  ・・・
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