怖 143巻（全20話）

※全て仮名 何年か前、友人たちとアパートで飲み会をした。   その時に、酔った勢いで心霊スポットに行くことになった。   知っている人も多いだろう、大阪の有名な”あのスポット”・・・

「霊感持ちの彼女の悪意とその結末」の続きを読む

  いつもの通勤時間、俺は中央線のラッシュに揉まれていた。   たぶん中央線でもっとも自殺が多いと言われる、あの場所に差し掛かった。   乗っている車両は５両目辺りで、ちょうど列車の真ん中く・・・

「通勤途中に目が合った首だけの女性」の続きを読む

  その出来事がトラウマで、未だに一人暮しが出来ない。   昔に一人暮しをしていた頃、私の部屋に数日間、見知らぬ人が潜んでいたことがあった。   ある日を境に、帰宅する度に部屋の様子に違和感・・・

「部屋の違和感と鏡越しの視線」の続きを読む

  これは、友人の体験談。   アパートに部屋を借りた。   古い建物を改装したアパートだったが、リフォームがしっかりしてあり、かなり綺麗だった。   借りたのは最上階の部屋で、室・・・

「押し入れの御札を剥がしたせいで」の続きを読む

  これは、学生時代の話。   大学の近くの住宅地の中に小高い山があって、その天辺に神社がある。   そこは学生の間で有名な心霊スポットで、そこで子供が死んだとか、学生が自殺したとか、色々な・・・

「神社の石段で見た下半身のない男」の続きを読む

  車で大事故に遭い、大怪我と廃車になってしまってから半年。   退院してから中古の安い車を買ったのだが、その車がすごく怪しい。   車検満タンに全塗装済みにもかかわらず、捨て値で売ってくれ・・・

「その車に乗っている時だけ見えるもの」の続きを読む

  これは小学生の頃に教頭から聞いた話で、その教頭の友人の体験談。   教頭は昔ライフセーバーだったらしく、友人はその仲間だった。   海で行方不明者なんて出ると、夜中まで皆で横一列に手を繋・・・

「海で行方不明者なんて出ると」の続きを読む