心温 9巻（全20話）（3 / 3ページ）

  これは、仲の良い同僚がいわゆる『みえる人』で、その同僚にまつわる話。   以下、同僚の名前を仮にユミとする。   私がユミの能力を知ったのは、部署も違ってあまり話したこともなかった頃。 ・・・

「メガネをかけた優しい男性と必ず幸せになるよ」の続きを読む

  これは、実際に幽霊を見たかもしれない体験談。   私の仕事は、某メーカーの下請け会社でトイレやユニットバスなどの修理をしている。   お盆の終わり頃、とある家のトイレを修理するために訪問・・・

「雨ガッパを着て片手には食べかけたおにぎり」の続きを読む

  これは、私の唯一の心霊体験でもあり、嬉しい話。   私は幼稚園の頃からピアノを弾いていて、祖父の家に行くと必ず祖父のピアノを弾いていた。   生前の祖父は、ピアノを弾いている私をそっと部・・・

「ピアノを弾いている私を見守っていた祖父」の続きを読む

  これは、私が子供の頃に体験した不思議な話です。   小学５年生の時、当時の私は田舎で暮らしていました。   小学校は統合され、登下校はスクールバスでないと通えないような所。  ・・・

「バスから降りると子犬の遺体を見つけた私は･･･」の続きを読む

  これは、俺がまだ小さかった頃の話。   小学校の裏山に登ると、広い平地を見渡せて気持ちが良かった。   手前には常磐線が見えて、その向こうには田畑や工場地帯だ。   ある日その・・・

「大昔の景色を時空を超えて見てしまったようだ」の続きを読む

  これは、亡くなった母にまつわる話。   いわゆる『みえる人』だった母は生前、葬儀社に勤めていた。   母曰く、葬儀場では入り口辺りに放心状態で立っている人がいて、見ると搬送されたご遺体の・・・

「生前に母が宣言していたこと」の続きを読む