屋上にはナナシが居た 2/2
僕「ナナシ!!!???ナナシいる!!!!??」 僕はドアに手を掛けた。 すると、鍵は掛かっておらず、 すんなり開いた。 不法侵入だの何だの何も考えず中に入って、 辺りを見回した。・・・
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ナナシ (一覧)
僕「ナナシ!!!???ナナシいる!!!!??」 僕はドアに手を掛けた。 すると、鍵は掛かっておらず、 すんなり開いた。 不法侵入だの何だの何も考えず中に入って、 辺りを見回した。・・・
昨日、無事に就職したことを報告する為に、 今は亡き親友の墓参りに行って来た。 その小さな墓前には、 あいつの好きだった忽忘草(わすれなぐさ)の 押し花が置かれていた。 『死んだ人間は生きてる人・・・
物事には終りというものが必ずあって、 それは突然に訪れるものだと知ったのは、 15の冬の終盤だった。 卒業を目前に控え、慌ただしく日々が過ぎる中、 僕の親友は学校を休みがちになった。 以前は学・・・
気ままな学生生活も終りに近づき、 いつしか学校を卒業し、 仲の良かったクラスメイト達とも、 連絡を取り合ったのは最初だけ。 僕も進学先の場所に合わせて 一人暮らしを始めたりと、 忙しかったこ・・・
学生時代、二学期も半ばに差し掛かった頃。 僕らのクラスでは、なぜか 『学校の怪談』というアニメが大流行し、 今更ながらオカルトブームが訪れていた。 女子はこぞっておまじないなどにハマりだし、 ・・・
僕がナナシと体験した中で、 一番気色悪かった話をしたいと思う。 幽霊とか死体とかそんなものより、 僕はあの日のことが怖かった。 学生生活も残り半年余りとなった頃。 その頃すでに僕・・・
ナ「その写真、母さんの誕生日に 棚整理してたら見つけてさ。半年くらい前。 2年前に現像して見たときは、 たしかに何も写ってなかったんだけど、 そんとき改めて見たら、そのモヤが写ってて」 僕は黙・・・
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