願いは必ず守ってやる
ある家に強盗が押し入り、
父親と母親を殺しました。
強盗は子供部屋へ入り、
そこにいた小さな男の子に
向かって言います。
「お前の両親を殺害した。
これからお前も殺害する。
ただ、一つだけ願いを
聞いてやる。
殺してほしくないと言えば
生かしてやろう。
願いは必ず守ってやる」
「さつがいってなーに?」
「この世から消えて、
2度と友達と会えないってことだ」
男の子は叫びました。
「いや!・・・
ぼく さつがい いや!」
「それが願いか?」
男の子が首を縦に振った瞬間、
強盗は男の子を殺しました。
(終)
解説
「ぼく さつがい いや」
↓
「ぼくさつ が いいや」
↓
「撲殺 が 良いや」
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「願いを聞いてやる」って言ってたのに叶えてくれる優しさ