ご先祖様にちゃんと守られている友人

墓地

 

これは、私の友人の体験談。

 

その友人は家の宗教(神道)やご先祖様をとても大事にしていて、毎月の月命日にもお墓参りを欠かさない。

 

友人は誰とでも仲良くなれる明るい人なのだが、そこを逆手に取り、“霊能者とグルになってその友人から金品等をふんだくってやろう”と目論む女性が現れた。

 

その女性はとても美人で華があったが、何かとても気持ちが悪く、どうしても私は苦手だった。

 

でも友人は純粋に、「美人でいい人。あんな風になりたい」と交友関係を続けていた。

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私の姿を借りた友人のご先祖様

ある日、友人がその女性と霊能者に見てもらいに行くと言い出した。

 

私に、『ご先祖様があなたの姿を借りて私に警告していた』と言っていたのにもかかわらず。

 

なんだか心配だったが、あまり余計な水を差すのもどうかと思い、「あらそうなの?良い事を言われたらいいね」と流した。

 

すると予約当日、直前になって友人にキャンセルの電話が入ったそう。

 

なんでも、その霊能者が急に高熱を出して倒れてしまい、緊急入院したという。

 

グルになって友人にマルチビジネスをふっかけようとしていた女性も、急に家庭の不和や身内に急病人が出て多忙になり、友人とは縁がぶっつり切れてしまった。

 

それから時が経ち、先週その友人とランチをした時にたまたまその思い出話になり、友人はこんな事を言っていた。

 

「私ね、あの頃お墓参りに行くたび、ご先祖様と亡くなった父に『正しいことを正しいと、悪いものは悪いと分別出来る目と心を下さい』ってお願いしてたの。そしたら夢であなたが私に『そこに行っちゃダメ!』って泣いて止めてきた」

 

「だから、ああ、ご先祖様があなたの姿を借りて私に警告してたんだなあ、でも予約しちゃったしなあって迷ってたら、あの先生が急に倒れたでしょ?ああ、私はご先祖様に守ってもらったんだなあって実感したよ」

 

最近、祈るとか願うという事の虚しさに打ちのめされていたが、友人のそんな言葉に、ご先祖様がちゃんと守って下さっているんだなあと、勇気と元気をもらった。

 

(終)

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