アパートの隅で立小便をしていたら

 

以前、

帰宅途中に用を足したくなったので、

 

誰も住んでいないと思われるアパートの隅で

用を足していた・・・。

 

すると、

 

暗くて顔は分からなかったが、

中国人ぽい人が怒鳴ってきた。

 

言葉がすべて中国語(おそらく)

何を言っているのか分からなかったけど、

 

間違いなく立小便のことについて

キレていると思い、

 

「すみませんでした・・・」

 

って何回も謝った。

 

しばらくすると、

 

その外人さんは段々と声のトーンも

激しさを増していき、

 

さらには首根っこを掴み、

なぎ倒されました。

 

自分は怖くなり、

その場をダッシュで逃げました。

 

振り返らずに・・・。

 

立小便をした後悔と、

こんな所に人が住んでいたのかと、

 

そんなことを考えながら

そそくさと家に帰った。

 

それからというもの、

 

通勤する度にそのアパートが

気になってしまい、

 

チラチラと見るようになった。

 

でも、どうしても、

人が住んでいるようには見えない。

 

夜でも一部屋も電気が点いていないし、

なにより人の気配が全くしなかった。

 

そんなある日、

そのアパートに警察がいた。

 

何事かと思い、

警察に聞いてみたところ、

 

何も教えてはくれなかった。

 

しかし、

めちゃくちゃ気になったので、

 

警察に事情聴取されていた

おじさんがいたので、

 

話が終わるのを待ち、

 

そのおじさんに何があったのかと

話を聞いてみた。

 

おじさんは、

そのアパートの隣人だった。

 

アパートは取り壊しが決まっていて、

じきに壊される予定と教えてくれた。

 

誰か住んでいるのかと聞くと、

 

取り壊しが決まる前から

誰も住んでいなかったらしい。

 

警察に聞かれた事も、

 

最近このアパートに誰か住んでいたかとか、

怪しい人を見なかったかという、

 

質問をされただけらしい。

 

なんと答えたかと聞くと、

 

先日、外人の怒鳴り声が

聞こえたことを話したと言う。

 

(それ・・・僕が原因です・・・)

 

おじさんが警察に事情を聞くと、

 

どうやらそのアパートで

マリファナが栽培されていたらしく、

 

その調査だったらしい。

 

自分は完全にアイツだと思ったが、

 

顔も見ていないし、

 

面倒なことには巻き込まれたく

なかったので、

 

その場を後にした。

 

しかしある日、

 

どう嗅ぎつけたのか

家に警察が来て、

 

案の定、

あのアパートのことを聞かれた。

 

仕方なく一切の事情を話した。

 

すると、

 

そのアパートまで連れて行かれ、

どこで立小便をしたのか聞かれた。

 

「ここら辺です」

 

というと納得したかのように頷き、

ありがとうございましたと言った。

 

そこには何もないし、

なんなんだ?と思い、

 

ここで小便をしたことが

何か関係があるのかと聞くと、

 

「実はもう回収したんですが、

ここにマリファナが植えてあったんです。

 

なぜか一部枯れていたのでね・・・」

 

彼らは笑っていた。

 

はっ!

そこで気付いた。

 

あの外人は、マリファナに小便を

かけたことにキレていた・・・。

 

たしかに小便であそこまで

キレられるなんて変だった。

 

そして何より怖かったのが、

警察の調査力。

 

どうやって警察は俺の存在に気付いたのか。

 

目撃証言か?

 

頼むからマリファナにかかった尿で、

特定されてないことを祈る。

 

怖い体験は体感しないと、

意外と笑い話になるものだ。

 

(終)

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