怖 52巻（全20話）

  午後10時ぐらいだったと思うが、 風呂に入っていたら呼鈴が鳴った。   「ったく誰だよ。 風呂入ってますよ僕は･･･」   と思いながらも、   玄関に出るために慌てて パンツ・・・

「夜10時に訪ねてきた見知らぬ子ども」の続きを読む

  幼稚園の頃、   画鋲を飲まされそうになった 経験があります。   当時、 私のいたサクラ組では、   「嘘はつかない」   という簡単な法律があり、   ・・・

「トラウマとなった幼稚園の頃の出来事」の続きを読む

  娘の藍花は、 いじめが原因で学校を転校する。   「早くたくさん友達を作って、 家に呼んでね」   と母に送り出される藍花。   しかし、   新しい学校のクラスメイ・・・

「友情のおまじないのはずが」の続きを読む

  聞いた話なんだけど、   ある小学校に体の弱い B君って子が居てさ。   今までは運動会とかには 参加できなかったんだけど、   小学生最後の運動会だから、   先生・・・

「ゴールした瞬間の写真には」の続きを読む

  俺は空き地で、   友人の佐藤とキャッチボールをしながら 話をしていた。   「なあ、『奇跡の人形』って、 知ってるか？」   佐藤はボールを投げながら言う。   「・・・

「奇跡の人形と言われる所以」の続きを読む

  私がにわかには信じられない様子でいると、 義父が優しく言った。   「A美ちゃんは大丈夫だ。   宮司にしてみりゃ、 手馴れたものだよ。   信じようと信じまいと、 &nbsp・・・

「魔漏という邪悪な御守の話 3/3」の続きを読む

  明け方、 私は再び物音で目が覚めた。   A美が隣にいない。   台所から音がする。   私は、 恐る恐る台所を覗いた。   A美が屈んでいた。   冷蔵庫・・・

「魔漏という邪悪な御守の話 2/3」の続きを読む