トイレ貸してくださいと声をかける長髪の男

ユニットバス

 

駅前で突然、髪の長い男に、

 

「トイレ貸してください」

 

と声をかけられた。

 

怖かったから無視して、

そのまま早歩きで家に向かいました。

 

玄関前で振り返ると、

その男はいません。

 

ほっとして部屋に入ると、

 

私と二人で暮している妹は、

まだ帰って来ていませんでした。

 

駅前の男の事がまだ気味悪かったので、

 

『駅前に気味の悪い長髪の男が居たから

気をつけてね』

 

と妹にメールしたんです。

 

私はすぐにお風呂に入りました。

 

うちはユニットバスなので、

 

シャワーカーテンを閉めて

湯船に浸かりました。

 

間もなく妹が帰宅したようでした。

 

私は湯船から大きめの声で、

 

「大丈夫だった~?

変な男、居たでしょ~」

 

と呼び掛けましたが返事は無く、

すぐユニットに入ってきました。

 

私たち姉妹は普段から、

 

片方がお風呂、

もう片方が便座に座って、

 

シャワーカーテン越しに

その日の出来事をよく話すので、

 

私は駅前の気味の悪い男の出来事を

話し始めました。

 

すると、

シャワーカーテンの向こうから、

 

ジョボジョボジョボジョボジョボ・・・

と用を足した音のあとに、

 

「トイレありがとう」

 

それは、男の声でした。

 

(終)

スポンサーリンク

コメントを残す


↓↓気が向けば下のアイコンを応援(タップorクリック)していってください♪
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ (ブログランキングに参加しています)
サブコンテンツ

月別の投稿表示

カレンダー

2017年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
特定のキーワードからサイト内の記事を検索するには、すぐ下の「検索窓」からキーワードを直接入力してご利用ください。
アクセスランキング

このページの先頭へ