俺には呪いの才能があるらしい

藁人形 呪い

 

大学2年生の頃、

ネットで『呪いの方法』を知った。

 

とりあえず誰かに試してみたくなり、

 

俺は当時最もムカついていた相手に

やってみることにした。

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人を呪わば穴二つ・・・

呪う相手に会うことは絶対にないので、

気休め程度になれば良いと思った。

 

早速、呪いを試してみたけれど、

体力の消費が半端ではなかった。

 

終わった後は強烈な睡魔に襲われて、

倒れるように眠っていた。

 

その呪いを毎日やり続け、

2週間くらい経ったある日のこと。

 

通っていた自動車教習所で、

中学時代の友人を見つけた。

 

久しぶりの再会で嬉しかったこともあり、

友人に声をかけた。

 

しかし、

友人にいきなりこう言われた。

 

「近づくな!!」

 

突然のことにビックリした俺は、

 

「いきなりどうした?」

 

と言い返す。

 

すると友人は俺を睨みつけ、

さらに言ってきた。

 

「どうした?って聞きたいのはこっちだ!

お前・・・何やった?

 

お前からドス黒いオーラみたいなものが

うじゃうじゃ出てるぞ!

 

・・・そういえば、

 

その友人は中学時代から”霊感が強い”と

自称していたのを思い出した。

 

周りの人間はあまり信じていなかったが。

 

俺は洗いざらいに、

自分のしたことを説明した。

 

言うまでもなく、

友人からは怒られた。

 

そして霊感が強い友人いわく、

どうやら俺には”呪いの才能”があるらしい。

 

その日以来、

俺は怖くなって呪いをやっていない。

 

(終)

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