怖 12巻（全20話）

3年前の9月の出来事。 時間は夜中の3時過ぎでした。   夏休みだったんで 散々夜更かししてたから、   すっかり昼夜逆転した生活に なってたんですね。   特にやることもなく、 ぼーっとテ・・・

「深夜に聞こえたハイヒールの音」の続きを読む

その頃、私は海岸近くの住宅工事を 請け負ってました。   季節は7月初旬で、 昼休みには海岸で弁当を食うのが 日課でした。   初めは一人で食べに行ってましたが、   途中からは、仲良くなっ・・・

「海岸からの危険な誘い」の続きを読む

一週間前の話。   娘を連れてドライブに行った。   なんてことない山道を進んでいって、 途中のドライブインで飯食って。   娘を脅かそうと思って、 舗装されてない脇道に入り込んだ。 &nb・・・

「女にだけ取り憑く悪霊」の続きを読む

  この話は父から聞いた話です。   父が子供の頃は、   学校から帰ると直ぐさま川に サワガニ捕りに出掛けていたそうです。   その日も一人で川に向かい、 サワガニ捕りに出掛けま・・・

「子供を安心させるおじさんの素顔」の続きを読む

実話というか、母から聞いた話。 肉親の話だから嘘じゃないとは思う。   母の昔の記憶だから、多少、 曖昧な所はあるかもしれないけど。   母がまだ子供の頃なんだけど、 遊んで家に帰って来たら、 居間の・・・

「ばあちゃんが大事にしていた人形」の続きを読む

彼女の彼氏、 つまり俺の友人は重い口を開いた。   「あいつ、慢性的に この世に恨みをもってたよ。   それでいて、時々猛烈に この世界に愛着を感じていた。   多分、心を病んでたと思う。 ・・・

「ありえないメール受信と着信 2/2」の続きを読む

恐い思いだけだったんだからいいや と思う反面、   やっぱりあれは何だったのか 不思議で仕方がない。   もう4、5年は経ったし、 何より関係者全員が無事に生きてる。   事の発端は、仲間8・・・

「ありえないメール受信と着信 1/2」の続きを読む