謎怖 27巻（全20話）

  夢だったのか、それとも心霊体験だったのか、判断が付かないことがある。   その日、俺は夜の２２時に残業が終わって帰宅した。   疲労のせいか、どこか意識が散漫で夢うつつだった。 &nbs・・・

「夢なのか心霊体験なのか判断が付かない」の続きを読む

  ある夏の一人旅での最中の出来事。   乗り継ぎの電車が４時間後だというので、その町で時間を潰すことに。   駅の案内を見ると、どうやら『郷土博物館』がある模様。   私は早速、・・・

「一人旅の最中に立ち寄った郷土資料館にて」の続きを読む

  深夜にピエロに会った事がある人いないかな？   うちの両親は休日や祝祭日なんかの夜に連れ立ってカラオケに行くことが稀にあるのだが、その夜も行って帰ってきた時の事。   我が家はマンション・・・

「深夜に遭遇するピエロ」の続きを読む

  今さっき起きたことだ。   朝８時に起きて、自室にあるパソコンを起動。   ３０分くらいで操作をやめて、１階に降りた。   うちは４人家族だが、私以外は全員出かけた後だった。 ・・・

「メモ帳を起動した覚えは一切ないのに」の続きを読む

  俺が通っている大学には、有名な噂話がある。   それは、『この大学には妙な者が住み着いている』らしい。   その者の見た目は、長身やせ型の２０歳前後くらいの男で、顔の彫りが深く、沖縄系の・・・

「大学に６０年間も住み着いている男」の続きを読む

  これは完全に俺の自業自得な話だ。   高校２年生の時、当時の俺はかなり調子に乗っていて、よく心霊スポットに行ったりしていた。   そういえば住んでいた学生寮も一応は心霊スポットで、夜中に・・・

「廃屋へ侵入した直後に４０度近い高熱が襲う」の続きを読む

  神戸の辺りの土建屋で、家屋解体を主な業務にしていた時のことだ。   仕事に絡んだ不思議な事や気味の悪い出来事は、年に一回くらいはあった。   今で言う孤独死で、遺体が長期間放置されていた・・・

「家屋解体の現場で見つけた怪しい床下」の続きを読む