怖 85巻（全20話）

  この間、風邪をこじらせて会社を早退した。   一晩寝たら治ると思っていたが、次の日に目が覚めたら体が動かなかった。   枕元のポカリを飲むのがやっとで、這うことも出来ない。  ・・・

「風邪をこじらせた日の出来事」の続きを読む

前回までの話はこちら どうやら、俺はモリモリさまに目をつけられたらしい。   モリモリとは、森守りと書く。   モリモリさまはその名の通り、その集落一帯の森の守り神で、モリモリさまのおかげで山の恵みに・・・

「目をつけられた者は魂を抜かれる 2/2」の続きを読む

  ２ヶ月ほど前の出来事なのだが、数年後が心配になる話。   俺の田舎は四国。   詳しくは言えないが、高知県の山深い小さな集落だ。   田舎と言っても祖母の故郷であって、親父の代・・・

「目をつけられた者は魂を抜かれる 1/2」の続きを読む

  姉は今妊娠中なのですが、結婚前まで勤めていた職場に、とても仲の良い友達がいました。   その人は山口さん（仮名）といって、明るくて綺麗で、誰にでも好かれるタイプの女性でした。   ある年・・・

「チョコ食べなかったの？」の続きを読む

  ボクが育った田舎には、特に大きな施設もないのですが、２つほど「近づいてはいけない」と言われている場所がありました。   今から話すのは、そのうちの一つの『水源地と砂あげ場』についてです。 &nbs・・・

「毎年「川ざらい」が行われている本当の理由」の続きを読む

  俺の爺さんは、“自称”霊能力者らしい。   知り合いを家に呼んでは、お祓いをしたりしていた。   小さい頃は何とも思っていなかったが、さすがにある程度の歳になると・・・

「霊能力者らしい俺の爺さんのエピソード」の続きを読む

  私とツレの二人で、好奇心ゆえに無断で軍艦島に探索に行った。   ※軍艦島 端島（はしま）は、長崎県長崎市（旧高島町）にある島である。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、東京以上の人口・・・

「３０年間もあんな孤島で生きていけるはずがない」の続きを読む