好きな女子のリコーダーの笛先

 

俺の小学校の時のリコーダーは

3つに分解出来て、

 

名前を書くところが

真ん中の筒にあった。

 

ある放課後、

誰もいない教室に俺は侵入し、

 

好きな子と俺のリコーダーの

一番上の部分の、

 

「笛先を交換した」。

 

名前が書いてある場所はそのままだし、

気付かないだろうと・・・。

 

そして、

 

その笛を楽しんでいた

俺であったが、

 

交換してから初の音楽の授業に

悲劇は起こった。

 

「・・・苦っ!あれ・・・?

この笛、私のじゃない!」

 

静まり返る音楽室。

 

「どうしたの?」

 

「私のはここにも名前を

書いていたのに・・・

 

この笛にはないんです、

私の名前・・・」

 

先生に笛を見せる。

 

その子はクラスでもかなり

モテる子だった事もあり、

 

周りのDQNも騒ぎだした。

 

「誰かがすり替えたんじゃね?」

「こわーい」

「うわ、きもーい」

 

ザワザワ・・・

 

すると先生は、

 

「はい、じゃあ今からちょっと

みんなの笛を見せて下さい」

 

やばい!と思った俺は、

笛先の部分の裏を見た。

 

そこには何も書いていなかったので、

とりあえず安心した。

 

(終)

解説

実は「俺」がすり替える前に、

 

その子の笛先をすでに、

すり替えている奴がいた。

 

「俺」が楽しんでいた笛先は・・・

 

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