怪談話をした部屋で寝ていると

その日は、大学の

クラブ合宿の最終日で、

 

晩は打ち上げ会で

大騒ぎしていた。

 

深夜になって、

 

お決まりの如く

怪談話が始まって、

 

色々と話してるうちに、

一人が急に黙ってしまってた。

 

理由を聞くと、

 

「窓の外に人影が・・・」

 

などと言い出して、

 

なんか気味悪くなって

お開きになったんだけど・・・。

 

「俺、この部屋で

寝なあかんのに・・・」

 

と、愚痴垂れながら

床に入って・・・。

 

そやけど、

窓が気になって寝れんし。

 

うだうだしてたら、

急に人の気配が・・・。

 

ちょうど、

 

寝てる俺の横手に立って

覗いている感じ。

 

「誰やねん!」

 

って、その時は気に

しなかったんやけど、

 

しばらくして今度は、

俺の顔の真前に。

 

右から俺の顔に

被さるように・・・。

 

「なんや!?」

 

って一瞬、

起きようとしたが、

 

冷静に考えてみると、

 

俺の右手には

折り畳みの机があって、

 

(高さ30センチぐらい)

 

その上にはビールの缶やらが

錯乱してて。

 

とてもやないけど、

 

右手から俺の顔の真ん前で

覗き込む事なんて、

 

出来る状態では

なかったんですわ。

 

それに気づいた時、

冷や汗がどっと出てきて。

 

しばらく目を瞑って、

じっとしてても動く気配なし。

 

いい加減、

腹が立ってきて、

 

「こいつ、どついたろ!」

 

って思って、

起きようと目を開けたら、

 

ちょうど真ん前に、

そいつの目が・・・。

 

あまりの状況に、

 

殴ることも忘れて

固まってたら、

 

そいつがボソッと、

 

『チッ、もう少しだったのに・・・』

 

(終)

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